(7)不動産(マンション)投資の知識・スキル

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● 不動産(特にマンション)投資とは、マンションを購入し、それを他人に貸すことで家賃収入を得ることを目的としたもので、老後の年金対策としても注目されており、20~30代で始める方も増えています。

● その理由は、家賃収入は毎月安定して得られるためで、マンション投資は、変動が大きな株式投資などと比較して、リスクが低いと考えられています(ミドルリスク・ミドルリターン)。

● マンション投資の種類としては、1つは、マンションオーナーとして物件を貸し出し毎月の家賃収入を得ていくものと、もう1つは、安く物件を買い、値が上がったときに売却をして差益を得るものがあります

● しかし、現在は、月々の家賃収入を狙った投資が主流になっています

● また、マンション投資には、区分マンション(一部屋単位)投資一棟マンション投資とがありますが、区分マンション投資は、一棟マンション投資に比べ、初期にかかる投資費用が抑えられるため、初心者でも手が出しやすい不動産投資と言われています。

● マンション投資を行うには、マンションを購入する資金の調達が必要ですが、多くの人は銀行からの不動産投資ローンを利用します。

● 家賃収入をローンの返済にあてられるため、融資を受けられれば、自己資金が足りなくても投資を始めることが出来ます(但し、不動産投資ローンは、あくまで投資用なので、審査が厳しく、普通の住宅ローンよりは金利は高く設定されている事を知っておいてください)。

● 不動産投資の初期費用は、物件価格の8~10%程度あればよく、特に中古の区分マンションなら、初期費用は50万~60万円位で行えると言われています。不動産投資にかかる初期費用には、主に以下のようなものが含まれます。

不動産投資に掛かる初期費用

仲介手数料(不動産仲介業者を用いる場合)
② ローン事務手数料
③ ローン保証料
④ 火災保険料・地震保険料
⑤ 不動産登記費用(登録免許税登録免許税、司法書士報酬)
⑥ 各種税金(不動産取得税不動産取得税、印紙税)
⑦ 清算金(固定資産税・都市計画税、管理費管理費 ・修繕積立金修繕積立金)

● しかし、マンション投資には、初期費用だけでなく、毎月の管理費、修繕積立費、その他の諸経費、入居者とのやり取り、退去時の原状回帰の業務が生じることも考える必要があります。

● マンション投資のメリットとしては、1部屋単位で所有できるので、不動産投資ローンを利用して、必要な資金を抑えられる事、安定した家賃収入がある事、私的年金に活用できる事、節税効果がある事等が挙げられます。

● 一方、デメリットとしては、初期費用が必要になる事、空き室時に収入が減る事、管理費、修繕積立費等の運用費が必要な事、不動産価格が下落する可能性がある事等が挙げられます。

● マンション投資については、資格がなくても開始できますが、法規や税制など専門的な知識が求められる場面もありますので、マンション投資に関するセミナー、オンライン講座、書籍等により学習することをお勧めします。

● 最初は、1部屋単位の投資から始め、徐々に部屋数を増やすことで軌道に乗れば、新たな職務として期待出来ると考えらます。

● マンション投資のメリットとリスクを説明したコラムがありますので、ご一読願います。
マンション投資のメリットとリスクとは?失敗の回避方法とおすすめする人・しない人 : ツナガルデザイン株式会社 マンション経営コラム

● 学習先の事例を、参考までに下記に示しましたので、ご参照願います。
 
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